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ショットカム考

様々なウェアラブルカメラが販売されるようになり、射撃の世界でもショットカムを中心とした動画をよく見るようになりました。

「青木さんは、ショットカムで撮影しないのですか」と聞かれたことがあります。

今のところ、仕事での捕獲シーンなどで使用することはあるかと思いますが、射撃に関しては使用することはないと思っています。

何故ならば、ショットカムの動画では、クレーに対してどこを撃ったかという結果を見ることはできますが、どうしてそこを撃ったのかという過程を見ることができないのがその理由です。

後ろを撃ったとか、上を撃ったというのは、射手の後方で見ていてもわかります。

問題は、どうして後ろや上を撃ってしまったのか。

その問題点を解決しない限り射撃の上達は望めません。ましてや、銃身のショットカムを取り付けることで生じるバランスが、射撃そのものを変えてしまいます。

装弾の高騰等を考慮すれば、少ない弾数での上達が、重要な要素となるだけに、合理的な練習に不要なものは取り入れたくないというのが私の意見です。

そうじゃない、違うという意見は大歓迎です。

​1発でも少ない弾数で上達することを最大の目標として、日々の練習を考えて貰えればと思います。

魂の叫び~スキート射撃論~

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