スキート射撃の練習②
各射台における追い矢の見越しの距離の把握、500発で完了しましょう。
迎え矢が250発だった訳ですが、その倍の弾数を必要とするのは、それだけ難しいということです。
この段階でも、肩付けした状態で、かつノータイマーで撃つようにしましょう。
1番ハイハウス→2番ハイハウス→6番ローハウス→3番ハイハウス→5番ローハウスの順番で練習していきます。
迎え矢では、各射台4発としましたが、ここではある程度続けて撃った方が良いので、同一の射台で、5発から10発撃ったら、一度射台から出て休憩しましょう。
続けざまに撃って良いのは、良いイメージで命中している時です。
命中しない場合には、休むということが重要です。
迎え矢の練習に比べると80%を撃つのは難しいでしょう。
焦らず、しっかりと練習をすることが大事です。
最初は、焦ってしまって、銃を振り回すような射撃になりやすいので、要注意です。
迎え矢でも意識した、クレーの飛翔にシンクロした銃のスイングの習得が重要となります。
5射台で練習することになりますので、単純に考えれば各射台100発を消費することになります。
1番ハイハウスは、コツさえ覚えれば当てやすいので、それほど弾数は必要ないかも知れません。
各射台で80%程度命中するようになったら、次の射台へと進みましょう。
なかなか80%とはならないかも知れませんので、そのような場合には次の射台へと移ってみるのも一つの方法となります。
大事なのは、クレーとスイングのシンクロです。
例え話で、照星とクレーとの間に糸の話は書きました。
もうひとつ例え話をすれば、クレーを年老いた足の弱い祖母と思ってください。
その祖母の手を引きながら一緒に歩くようなイメージでスイングしましょう。
失敗の一例は、乱暴なスイングで祖母を転がしてしまうような状態です。
遅すぎると「私は、そんな歳じゃない」と叱られるかも知れません。