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8番の錯覚

8番は、初心者が苦手とすることが多い射台でしょう。

放出口が近く感じることから、焦ってしまうことが、一番の要因かも知れません。

でも、放出口からセンターポールまでの距離は、変化することがありません。

他の射台で、センターポールまでにクレーを撃破することができるなら、放出から撃破までの時間を考えれば、8番でも同じことができるはずです。

放出口が、近く見えるということからの焦りをどう解消するか、正直なところ近道はありません。

慣れるしかないのです。

一方で、目はクレーを捉えていながら、照星が明後日の方向に向いているという撃ち方をしがちです。

いわゆるヘッドアップの状態を生じやすいことになります。

上図のように、立ち位置がセンターポールに近づくので、クレーは思いのほか上を飛んでいることになります。

8番が苦手という原因は、この飛行線の錯覚にあります。

この角度θ1とθ2の錯覚に気づけば、なにかしら掴むことができることでしょう。

撃破予想点に銃口を向けておいて、クレーを放出して貰えば、自分の錯覚に簡単に気づけるはずです。

魂の叫び~スキート射撃論~

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