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スキート射撃のルール

ルールブックは、ぜひとも購入すべきだと思います。

でも、ルールブックってどこで売ってるのか知らない人がほとんどでしょう。 
ルールブックは、日本クレー射撃協会に問い合わせをすれば購入できます。

英語版となりますが、インターネットからダウンロードすることも可能です。

ルール(.pdf)


競技スポーツでありながら、そのルールはなんとなく周囲からの口伝えだけで、ルールブックを読んだことがないという射手がたくさんいます。

スキートのルールは、トラップと違ってダブルがあるために、逆撃ちや同射など、ルールが複雑になっています。

スキートのレフリーが出来る人は、トラップのレフリーも出来るでしょうが、トラップのレフリーは出来るけれど、スキートのレフリーは出来ないという人は意外と多いと思います。
猟友会での研修射撃や射撃クラブでの大会でも、スコアを競う競技であれば、参加者全員がルールを知っていることは、安全の面からも必要な事でしょう。

日本では、スキート射撃のルールが複数存在しています。代表的なものでも、
 ① ISSF(いわゆる国際ルールです)
 ② 国体ルール
 ③ ジャパンルール
などが挙げられます。

​どのルールを基準に練習するかは、指導者の意向が大きく影響するでしょう。

このHPを読んで、スキート射撃を始めようとする方がいるとすれば、絶対①ISSFルールでスキート射撃を学んでください。

理由は、簡単です。

高いレベルのルールで学べば、低いレベルのルールでの競技には、容易に対応できますが、その逆はありません。

​まずは、③ジャパンルールで技量をあげてから、公式戦へと考える人もいるでしょうが、その道は上達への回り道でしかありません。

例えば、ジャパンルールで20点以上のスコアを残せるようになったとしましょう。

その技量で、国際ルールに挑戦したとすれば、せいぜい12・3点程度のスコアしか出せません。

そうなると、悔しいと思う人より、つまらないと感じる人の方が多いのは容易に想像できます。

そうなれば、敢えて国際ルールに挑戦しようとする人は少ないでしょう。

国際的に考えて、日本のスキート射撃が長く低迷している理由としてこのジャパンルールの存在は看過すべきではありません。

また、ジャパンルールで身に着けた技術のいくつかは、ISSFルールの射撃では弊害となるものもあります。

実際のところ、ジャパンルールの試合で好成績を収めている方々の多くは、過去にISSFルールでの射撃を学ばれています。

​そのことから考えても、指導を仰ぐのであれば、クレー射撃協会員に声を掛けるのが一番合理的です。

​上手くなったら公式戦に参戦するのではなく、上手くなるために公式戦に参戦するという考え方が正しいのです。

魂の叫び~スキート射撃論~

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