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複数の狙い

​スキート射撃を指導するうえで、狙いを数字で伝えています。

放出口とセンターポールの中間を1.0、センターポール上を3.0としています。

動画で、その違いをご覧ください。

前半が、1.5で拳銃動作が終了し、2.5の位置で撃っています。

この間でも、2回は引き金を引くタイミングがあります。

後半が、1.5で拳銃動作が終了し、3.3くらいまで長く狙っています。

この間であれば、どのタイミングで引き金を引いても当たります。

イメージとしては、4・5回くらいは狙っている状況です。

練習では、この拾いと発射を練習します。

そうすると、実際の試合では保険となる狙いをたくさん使えることになります。

どうしても当てたいと思う試合では、縦の拳銃動作が疎かになって、「銃が飛ぶ」あるいは「当てに行く」射撃が出てきます。

2.5で拾っている状況では、3.0まで0.5の幅しか狙えません。

そこに保険を付け足すと、撃破位置は3.0を超えてしまい、ダブルの後矢が苦しくなります。

理想の練習は、1.5までに拾って、2.5までに撃破することです。

私は、試合よりも練習の方がスコアが低いことが多いですが、理由はこの練習をしているからに他なりません。

魂の叫び~スキート射撃論~

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